毒母とトラウマと。アダルトチルドレンに癒やしをください
毒親に関して本を読みました。
「気づけない毒親」高橋リエ著です。
私は不安が強い愛着障害、アダルトチルドレンの自覚がありますのでタイトルから「おっ!」と手にとってしまいました。
早く出会いたかった!そう思わせてくれる箇所がたくさんあって少し泣きそうになってしまいました。
- 毒母に家事を「手伝って!」と言われて手伝ったのに自分が気に入らないと「なんでそんなことをするの!煩わせないで!」と怒られた。なんて小学生頃からあった話
- 学生時代両親の喧嘩が酷くて「離婚して!」と言っていたほどなのに、二人が定年退職後結構仲良くやっている話
※これはケンカが夫婦のコミュニケーションに該当していたんですね。
当人たちには必要な行動だとしても夫婦ゲンカを見せるのは子供にとって
「虐待」に近いものです。夫婦ゲンカはせめて子供の見ていないところでやっ てほしかった。
- 女性にとって夫の不満は父親への不満と同じ話
- 毒母の圧力に感情をシャットダウンして「感覚をマヒ」させてしまった話
など、「うんうん!」と頷きながら読了。
結果、
毒母に理想の母を求めず、冷静かつ客観的なアダルト思考で本音を伝える、のがいいそうです。
そんなん無理!!!!
正常な話なんて無理!これだけは反論したい。
怒りそうになったら「責めてない」「感謝してる」
話を変えられそうになったら「話がそれちゃったね」
のクッション言葉を利用するとしても!
それが出来ないからの毒母なんですよ。。。
また「トラウマを癒やせば過去の毒母との傷も癒える」とか
それはわかってる!知ってる!
だからその癒やし方を教えてほしかった。
書いてはないんですよね。残念。
共感できる部分や、何故毒母になるのか?毒父なのか?の原因解明部分や
毒母とはこういう行動をしますといった部分があっただけに、惜しい本でした。
アダルトチルドレンに対する本はもっと読んでいきたいと思います。